全国高校サッカー選手権宮崎県大会の決勝戦が行われ、全国への切符をかけて熱戦が繰り広げられました。

11月15日に行われた全国高校サッカー選手権宮崎県大会決勝。
4連覇をねらう第1シード・日章学園と、4年ぶりの頂点をめざす第3シード・宮崎日大の対戦となりました。

前半、先取点をねらう両チームは積極的に攻撃を仕掛けます。

日章学園は野口のクロスに吉崎!

一方、宮崎日大は濱地のスルーパスから井上!

お互いゴールネットを揺らせずスコアレスで前半を折り返します。

サイドの変わった後半、最初にチャンスが訪れたのは宮崎日大でした。
角度のないところから芝吹。しかしボールはポストに!

対する日章学園は秋鷹の右足!
これもポストに阻まれ得点できません。

このあとも白熱した攻防が続きます。

後半22分遂に試合が動きます。
芝尾のロングスローに吉崎が頭で合わせ日章学園が先制します。

さらに後半39分、秋鷹がこぼれ球を押し込み追加点を奪います。

最後まで諦めない宮崎日大は終了間際、濱地が強烈なシュートを放ちますが、ゴールを奪えません。

試合はこのまま日章学園が2対0で勝利。
4年連続19回の優勝を飾り全国大会への切符を手にしました。

(先制ゴール 日章学園 吉崎太珠選手)
「1日1日を大切にして監督やチームメイトに助けられたからこの1点があったと思う。(全国大会では)チームを勝たせることを目標にどんどんゴールを決めたい」

(日章学園 野口昊平キャプテン)
「この選手権のために全員で高い意識を持ってやってきたので、まず県大会で優勝して全国の切符をつかめたことはすごくうれしい。ここから全国大会までの期間でもうひとつチームとして強くなって全国で日章学園の強さを示せるように頑張りたい」

全国高校サッカー選手権は17日に組み合わせ抽選が行なわれ、日章学園は12月29日の1回戦で石川県の金沢学院大附属との対戦が決まりました。

テレビ宮崎
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