「神楽」の2028年ユネスコ無形文化遺産登録に向けた動きを後押ししようと、先ほど河野知事が文部科学省で要望活動を行いました。

文部科学省を訪れた河野知事は、松本洋平文部科学大臣に要望書を提出しました。

要望書には、神楽が日本を代表する文化遺産の一つとして、2028年にユネスコ無形文化遺産に登録されるよう、来年3月にユネスコへ提案することなど、3項目が盛り込まれています。

ほかに温泉文化なども2028年の登録を目指していますが、日本からユネスコに提案できる候補は1つだけです。

(河野俊嗣知事)
「神楽がユネスコの登録に向け、登録要件のための保護措置も含めて、様々な研究の蓄積も含めて、十分候補に足り得るのではないかという手応えを感じている」

松本大臣は「文化審議会の結論を待って、国として適切に判断をしていく」と応じたということです。

2028年ユネスコ無形文化遺産への日本の提案候補は、年内にも公表されると見られています。

テレビ宮崎
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