◆県内唯一の男子校「関西高校」男女共学化へ
岡山県内で唯一の男子校が姿を消すことになります。岡山市の関西高校を運営する学校法人は11月17日、2027年度から段階的に男女共学に移行すると発表しました。
関西高校を運営する関西学園が発表しました。3つある学科のうち、普通科は2027年度から、ITビジネス科は2028年度から共学化します。EIエンジニア科については現在、検討中ということです。
◆”社会の変化を踏まえ、学びの場を男女問わず提供していくことが責務”と説明
関西高校は1887年に岡山薬学校として創設。138年の歴史を持つ伝統校です。学園によりますと、男女の役割や意識の変化に伴い男女協働が重要となる中、学びの場を男女問わず提供していくことが学校の責務だと考えたということです。
また、少子化などにより、入学者数は減少傾向にありました。今後、女子用施設の新設・増設や女性教員の採用を進め、部活動についても、女子生徒の参加可能種目を拡充していくということです。
また、県内唯一の女子校の清心中学・女子高(倉敷市)も安定した生徒数の確保につなげるため2027年度から男女共学に移行することを発表しています。
◆卒業生には元経団連会長の故・土光敏夫氏、金メダリストの森末慎二氏など
関西高校は県内唯一の男子高です。これまでに5万人超える卒業生を輩出しています。
「行革の神様」といわれた元経団連会長の土光敏夫氏や、1984年のロサンゼルスオリンピック体操の金メダリスト森末慎二氏なども卒業生です。