乗務員の人手不足を解消しようと、津山市は11月13日、電気で走る自動運転バスの実証運行を始めました。

13日は、津山市の谷口圭三市長らがテープカットを行い、さっそくバスに試乗しました。市とJR西日本が連携した今回の取り組み。運転手が付きますがハンドルやアクセル操作を自動で行う「レベル2」での運行です。

定員は15人、最高速度が35キロだということで、乗り込んだ人たちは安全性や乗り心地を確認しました。実証運行はJR津山駅から郊外の公園グリーンヒルズ津山の間の約5キロで、11月24日まで続けられます。

(津山市 谷口圭三市長)
「1年かけ実証実験の準備をしたがいい乗り心地だった。安全性も優れていた。実走に近づいたと思う」
(JR西日本岡山支社 林秀樹支社長)
「まちづくりで公共交通を考えるなら色々な事業者が連携し市と一緒になってやるべき。色々な人とトータルでまちを守る技術開発は地域の足を守る企業の責任と思う」

人手不足で減便が相次ぐ市内の路線バス。市は3年後に運転手がいなくても運行できる「レベル4」での自動運転を目指したいとしています。

岡山放送
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