釧路湿原周辺でのメガソーラー建設工事を巡り、北海道は大阪市の事業者に速やかに土壌を調べるよう行政指導しました。

 「再三の指導にもかかわらず指導に従ってないのはこれまでに例のないことで、極めて遺憾と言わざるを得ない」(加納孝之副知事)

 北海道が行政指導したのは、釧路湿原の近くでメガソーラーを建てている「日本エコロジー」です。

 「日本エコロジー」は土壌汚染対策法などに基づく届け出をせずに工事を始め、北海道は既に口頭で土壌の汚染調査を求めています。

 ただ、「日本エコロジー」はその後も調査せず、北海道は11月20日までに調査のスケジュールを出すよう文書で行政指導しました。

 工事は止まっていて、北海道は調査結果が分かるまで再開しないよう伝えています。

 日本エコロジーの松井社長は「速やかに対応する」と話しました。

北海道文化放送
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