長崎県の沖合で目撃されたのは、海面をプカプカと漂う黒い影。
泳いでいたのは体長1メートルほどのイノシシ。

目撃した海上保安官:
初めは茶色くて木のように見えて流木かなと思ったが、よく見たらしっぽが見えたので、これイノシシだなと思った。

こちらに気が付いたのか、尻尾を振りながらくるっと回って近づいてきます。

目撃した海上保安官:
助けを求めている感じでもなかったので、その後、見守った。どこに行ったかはわからない。

ところ変わって愛媛県の沖合でも、海にいないはずの動物を目撃です。

朝日に照らされながら泳ぐのはシカ。

目撃した海上保安官:
方向的に考えて、南西にある大島から泳いできたのではないかと船内では話していました。

発見の瞬間、船内ではこんなやり取りがあったといいます。

目撃した海上保安官:
流木がありますみたいな感じで一応報告をして、近づいた時に「あっ、シカでした!」みたいな感じで報告した。双眼鏡でのぞいた時に「本当にシカだ!」みたいな感じになって、そこでちょっと笑いもあり。

思わぬ珍客に船内は和やかな空気に包まれたといいますが、思わぬ危険も潜んでいるといいます。

目撃した海上保安官:
シカとぶつかり毛が絡まったりすると、航行のトラブルにつながるので、基本的には道徳的にも避けるのが一般的。

その後、シカは黒島に上陸。
岩場を駆けあがり姿を消したということです。