秋田のご当地ヒーロー・超神ネイガーによる交通安全教室が12日に秋田市で開かれ、園児たちが楽しみながら交通ルールを学びました。
「おらは子どもたちを事故から守る超神ネイガーシグマ!だじゃく組合のホジナシども、道路に飛び出しは危ねえど」
秋田市の認定こども園「ふじ」にやってきたのは、ご当地ヒーローの超神ネイガーです。子どもたちを交通事故から守ろうと、スーツに信号機や一時停止の標識をあしらった「シグマ」という姿で登場しました。
約100人の園児が参加した教室では、はじめに横断歩道の正しい渡り方や信号機の確認方法を学びました。
「右見て、左見て、もう一度右を見て。あれっ、この後ってどうするんだっけ?」
「手を上げる!!」
無事故で横断歩道を渡り終えることができた園児たち。早速、気を付けるポイントをおさらいします。
「信号機の青は注意して渡れ。赤は止まれ」
正しい交通ルールを学んだ後はネイガーたちと一緒にダンスをしながら、道路で遊ばないことや、信号機が青色でも左右をしっかり確認することなど、安全意識を高めていました。
園児は「たのしかった。横断歩道では手を上げる」「右や左を見ることをしっかり学べた。みんなに伝えたい」と話していました。
秋田臨港警察署交通課・江橋宏大係長:
「園児の皆さんに交通安全を身近に感じてほしいということと、楽しく交通安全を学んでほしいという思いを込めて実施した。園児の皆さんも楽しく勉強してくれていたので、とても効果があったと考えている」
超神ネイガーとその仲間たちは、今後もこうした活動を通じて地域の交通安全を呼びかけることにしています。