県内のレギュラーガソリンの小売価格は、小幅ながら2週ぶりに値下がりしました。
政府の元売り会社への補助金が13日から段階的に増額され、小売価格は徐々に値下がりする見通しです。
石油情報センターによりますと、10日時点の県内のレギュラーガソリンの小売価格は前の週より10銭値下がりし、1リットル当たり174円60銭となりました。
値下がりは2週ぶりです。
来月末の暫定税率廃止に伴い急激な価格変動による流通の混乱を抑えるため、政府の補助金は現在の10円から、13日から5円ずつ段階的に増額され、来月11日には暫定税率と同じ25円10銭となります。
このためガソリンの小売価格は大きく変動しなければ徐々に下落し、来月にはおよそ160円にまで値下がりする見通しです。
しかし、補助金は元売り会社へ支給されることや、ガソリンスタンドには在庫があることから、「店頭価格への反映には1週間前後かかる」とみられています。
なお、軽油の暫定税率は来年4月1日に廃止されます。