四国地方の2024年度の法人税課税状況がまとまりました。香川県の申告所得金額は初めて4000億円を超えたことが、高松国税局の調べでわかりました。

発表によりますと、香川県内の2024年度の法人税の申告件数は2万4539件で、申告所得金額は前の年度に比べて、11.4%増(417億円増)の4077億円でした。申告所得金額の総額は過去最高で、初めて4000億円を超えました。

申告税額も過去10年で最高の802億円で、こちらは2年連続の増加となっています。

高松国税局によりますと申告所得金額が前年度より伸びたのは

「料理・旅館・飲食店業」57.5%
「運送業」28.9%
「サービス(二)業」…自動車修理業、機械修理業などの修理業 22%
「建設業」11.9%

などとなっています。

申告のあった2万4539件のうち、黒字の申告は前の年度に比べて1.6%増の7977件、黒字申告の割合は前の年度に比べて0.4ポイント上昇し、32.5%でした。

◆四国地方ほかの3県の状況は…愛媛は申告所得・申告税額ともに過去最高

【四国地方ほかの3県】
・徳島県
申告所得金額 2182億円 申告税額386億円

・愛媛県
申告所得金額 6678億円(過去最高) 申告税額1331億円(過去最高)

・高知県
申告所得金額 1288億円 申告税額 219億円

岡山放送
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