岡山特産の白桃で秋から冬にかけて収穫され贈り物として人気がある「冬桃がたり」の出荷作業が総社市で始まりました。
モモの甘い香りがあたりに広がります。12日から総社市で出荷作業が始まった「冬桃がたり」です。岡山を代表する「清水白桃」より糖度が高く日持ちすることからお歳暮などのギフトとして人気があります。
総社市を中心に59軒の農家が「冬桃がたり」を栽培していて、選果場では朝収穫されたモモが次々と持ち込まれ、キズの有無や糖度などによって仕分けされました。2025年は、夏の猛暑の影響も少なく順調に生育し、玉太りが良くおいしいモモが出来たということです。
(JA晴れの国岡山 吉備路もも出荷組合 劔持雅組合長)
「糖度も高く、香りと食味がいいおいしいモモ。冬でもモモがあるということを 楽しみながら食べてほしい。」
「冬桃がたり」は、12月中旬まで県内をはじめ東京や大阪の市場に出荷されます。生産者の組合によりますと、出荷量は2024年より1トン多い、14トンを見込んでいるということです。