パキスタンで自爆テロとみられる爆発があり、少なくとも39人が死傷しました。
地元メディアによりますと11日、首都イスラマバードにある裁判所の近くで大きな爆発があり、関係者など少なくとも12人が死亡、27人がけがをしました。
裁判所に入れなかった犯人が敷地の外に止めてあった警察車両を狙って自爆したということです。
パキスタンは、隣国アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンと関係が近い過激派勢力による攻撃を散発的に受けています。
パキスタンの国防相はSNSに「この戦争をイスラマバードにまで持ち込んだのはカブール(アフガニスタンの首都)からのメッセージだ」と投稿し、過激派による犯行との見方を示しました。