新潟県佐渡市で行われていたのは、子どもたちによる漁業体験。

【丸内定置網組合 石塚林二朗 組合長】
「将来、漁師になる人が一人でも増えてくれればという気持ち」

地元の仕事について知り、将来の職業選びの参考にしてもらおうと新潟大学が開いたもので、参加した子どもたちは水揚げされたばかりの魚の仕分け作業などに挑戦しました。

【児童】
「マグロが思ったよりヌメヌメしていて、重そうで、漁師がそれを一人で持つのがすごいと思った」

【丸内定置網組合 池敦さん】
「すごく積極的で、楽しんでもらえたと思う」

こうした中、ひときわにぎわいを見せていたのが、魚をさばく体験です。初めての挑戦に子どもたちは苦戦した様子。

【児童】
「骨が意外と硬くて、切れなくて難しかった」

【児童】
「新鮮な魚を初めて見て、すごくびっくりした。色々な種類の魚があって、佐渡はいっぱい魚がとれるのだなと改めて実感した」

【新潟大学 佐渡自然共生科学センター 斎藤未沙さん】
「自分の好きなことが形にできるような子どもたちが増えてくるといいなと思う」

子どもたちは楽しみながら地域を支える漁業への理解を深め、将来の職業の選択肢を広げていました。

NST新潟総合テレビ
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