休業中のホテルに侵入し銅材などを盗んだとして、いずれも苫小牧市に住む男2人が建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されました。

 自称・自営業の男(45)と無職の男(24)は共謀し、2025年3月19日午後1時ごろから4月28日午後2時ごろまでの間、北海道洞爺湖町の「洞爺湖温泉」にある休業中のホテルに侵入し、配電盤の銅線など約830キロと石油ファンヒーター2台(時価合計約120万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

 24歳の男は9月と10月に別の人物と共謀し、北海道由仁町の廃校となった小学校や夕張市の温泉施設の廃屋で蛇口を盗んだ疑いで逮捕されていて、被害品の売却記録や防犯カメラ映像から今回の事件が発覚。

 11月10日までに2人の関与が浮上し容疑が固まったため、逮捕しました。

 調べに45歳の男は「2人で廃ホテルに入り、蛇口や銅線などを盗んだ」とし、24歳の男も「2人で盗みをしたことに間違いありません」といずれも容疑を認めています。

 2人は2024年、別の知人を介して知り合ったということです。

 警察は札幌市周辺や空知地方などで複数の廃屋での窃盗事件を認知していて、2人の余罪について詳しく調べています。

北海道文化放送
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