玉野市の玉野海洋博物館は、施設で飼育していたキタオットセイの雌雄2頭のうち、メスのおとちゃん(11)が7日午前に死んでいるのが見つかったと発表しました。
◆玉野海洋博物館は愛知県以西では唯一の飼育施設
キタオットセイは環境省の絶滅危惧種にも指定されている貴重な生き物で、全国でも飼育している水族館は4カ所だけ、愛知県より西では唯一の飼育施設です。
キタオットセイの雌雄は2016年に玉野海洋博物館に仲間入りしていました。死因は調査中で、研究機関に解剖を依頼しているということです。
海洋博物館ではおとちゃんの骨格標本の展示を今後検討したいとしています。
ほかの飼育施設
伊豆・三津シーパラダイス(静岡)
アクアマリン福島(福島)
県営浅虫水族館(青森)