愛媛県松山市で介護サービス業などを手がける企業が、破算開始の決定を裁判所から受けていたことが10日に分かりました。負債総額は約8000万円と見られています。
破算開始の決定を受けたのは、松山市桑原の介護サービス業「ケアネットワーク」です。
東京商工リサーチ松山支店によりますと、「ケアネットワーク」は2020年1月に設立。訪問介護ステーション「リリー」を開設したあと、2022年7月に同じ場所で相談支援事業所「あさがお」を開きました。
しかしコロナ禍での事業展開で競争は激しく、業績を伸ばせずにいたものの、新型コロナの感染症が2023年5月に5類へ移行され、2024年2月に市内内宮町にデイサービス「GERBERA」を開き事業の立て直しを図り、年商は1億円程度を上げていたと見られています。
この一方で負債が膨らんで返済の目途が立たなくなり、破産開始の決定を松山地裁から10月30日に受けました。
負債総額は約8000万円と見られています。
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