皇室に献上される静岡県森町特産の次郎柿の収穫と箱詰め作業が行われました。
次郎柿の献上は1908年に静岡の御用邸に宿泊された明治天皇がお気に召したことから続けられていて、2025年で112回目です。
この日は町内15軒の農家で収穫され、太田知宏さんの柿園でも色づきや形を確認しながら摘み取っていきました。
2025年は台風の直撃もなくカメムシなどの害虫被害も少なかったことから豊作で、実はやや小ぶりなもののその分甘みがのっているということです。
次郎柿の献上農家・太田知宏さん:
皇室の方々には御公務で疲れた時に食べていただき、少しでも疲れが癒えればと
収穫した柿は白衣姿の職員が丁寧にブラシで綺麗にして薄紙に包んで桐の箱に詰めていき、宅配便で宮内庁に送られたということです。