死亡した元兵庫県議の名誉を毀損した疑いで逮捕された、政治団体「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志容疑者(58)が、先月、海外に渡航していたことから、今後の逃亡などを警戒して警察が逮捕に踏み切ったことが分かりました。
立花容疑者は10日午前9時半過ぎ、身柄を検察庁に送られました。
NHK党の党首・立花容疑者は、兵庫県議会議員だった竹内英明さん(当時50歳)について、生前や死亡した後に、街頭演説などで名誉を毀損した疑いが持たれています。
捜査関係者によると、立花容疑者は先月末にドバイに渡航していて、警察がこれを受けて今後逃亡したり、証拠隠滅を図ったりする恐れがあるとみて逮捕に踏み切ったことがわかりました。