西之表市の馬毛島で、基地開設の準備を担う先遣隊の新設を記念する行事が開かれました。

馬毛島先遣隊は、上下水道や電気設備など自衛隊基地整備のための準備を担う部隊で、今年8月からおよそ60人が中種子町の宿舎から船で馬毛島に通っています。

新設記念行事では、航空自衛隊の小川貴也空将補が馬毛島に基地を整備する意義を説明しました。

これに対し、西之表市の八板俊輔市長は「施設整備に伴う影響や負担を懸念する声がある」とした上で、国防や防災などで自衛隊に期待する声もあるとしました。

先遣隊は現在、総勢およそ90人で、基地が完成する2030年ごろにはおよそ200人になる見込みです。

鹿児島テレビ
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