鹿児島・奄美市の名瀬消防署に所属する20代の男性消防士が、酒を飲んで車を運転したとして、11月6日付で停職3カ月の懲戒処分となりました。
大島地区消防組合総務課によりますと、この消防士は2024年11月4日午前0時50分ごろ、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転し、市道沿いの電柱に衝突しました。消防士が自ら110番通報して発覚したということです。
この消防士は前日午後7時ごろから午後11時ごろまでの間、奄美市内の飲食店2カ所で友人数人と飲酒しました。その後一人で帰宅するため代行運転を探しましたが見つからず、自家用車で仮眠をとったあと、車を運転したということです。
大島地区消防組合は「二度とこのようなことが起きないよう全職員で綱紀粛正を図り、信頼回復に取り組みます」とコメントしています。