冬の味覚の王様「越前がに」のシーズン到来です。漁解禁日を迎えた6日、福井県内の漁港では初競りが行われました。ここ数年は天候に恵まれなかったため、初日に漁が行われるのは3年ぶりです。


佐々木拓哉アナウンサー:
「越前漁港には、昨夜、漁へ出た漁船が続々と戻ってきました!」
   
越前町漁協によりますと、所属するすべての漁船43隻が、5日午後10時頃に出港。6日午前11時頃には初日の漁を終えた船が戻り、新鮮な越前がにが続々と水揚げされました。
   
カニの脚には越前がにのブランドの証しである黄色いタグが取り付けられ、きれいに並べられました。

漁船の船長は「天気は最高。ベタ凪。シーズン初日に漁に出れて漁獲量も比較的あった」とニコニコ顔でした。

そして、午後2時半ごろ、競りの開始を知らせる鐘の音が、市場に鳴り響きました。 
  
佐々木拓哉アナウンサー:
「水揚げされたばかりのカニがずらりと並び、越前がにの初競りが始まりました!」
 
漁港には威勢のいい掛け声が響き、仲買人によって次々と競り落とされていきました。
 
越前がに漁は雄が3月20日まで、雌が年末まで行われます。

福井テレビ
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