11月6日に越前がに漁の解禁を控え、カニのゆで場での火事を防ごうと5日、坂井市三国町で消防が鮮魚店などの「ゆで場」の安全を点検しました。
三国消防署は、越前がに漁の解禁を前にゆで場の安全点検を毎年行っています。
5日は、署員4人が三国町内の鮮魚店や飲食店10店舗に立ち入り▼煙突はしっかり固定されているか▼燃料タンクから燃料漏れの恐れはないか▼消火器は製造10年以内のものを設置しているかなど15項目を確認しました。
三国消防署では「お店から火災を出さないように、末永く福井の冬の味覚を提供してもらえるように、火のもとのチェックや消火器の適正な管理に努めてもらえれば」としています。
点検を受けた「たけ庄本店」では、7日から越前がにを販売する予定で、「食事に来てもらえればあつあつのおいしいカニを食べられるし、発送でもおいしくお届けする。カニの水揚げがいっぱいあれば」と期待を込めました。