11月4日午前、岩手県北上市で大型のクレーン車が倒れ、アームの部分が近くの住宅を直撃しました。
4日午前8時半ごろ、北上市飯豊で樹木の伐採作業中だった大型のクレーン車が倒れ、アーム部分が近くの住宅を直撃しました。
アームは住宅の屋根を突き破り2階部分を大きく破壊していて、1階部分の廊下には剥がれ落ちた壁などが散乱した状態となっています。
この家の住人の親族によりますと、この家には高齢の夫婦が住んでいましたが、事故当時は外出していて、けがをした人はいませんでした。
この家に隣接する住宅では、樹木の伐採を業者に依頼していて、クレーン車はその作業中に倒れたということです。
被害住宅の親族
「人が入れる状態ではなくて、いつ崩れるかわからない状態。まさかこういう感じで災害受けるとは思っていなかった」
花巻労働基準監督署では事故の原因や安全管理に問題がなかったなどを調べています。