春の高校バレー岩手県大会男女の決勝戦が11月3日に行われました。
男子は一関修紅が2年連続の優勝、女子は盛岡誠桜が5連覇を果たしました。
女子の決勝は5連覇を狙う女王・盛岡誠桜と5年ぶり22回目の優勝を目指す高田が激突しました。
第1セット序盤から一進一退の攻防が続く中、高田の2年生・細谷藍衣香が躍動します。4連続ポイントで高田がリードを奪います。
対する盛岡誠桜は3年生の三浦亜香を中心に追い上げると、エースでキャプテンの阿部結夏羽のスパイクで逆転、このセットを25対22で先取します。
さらに第2セットも25対15で盛岡誠桜が奪い5連覇に王手をかけます。
そして第3セット、盛岡誠桜がリードする展開が続きますが、高田が持ち味の粘りを発揮します。
松田真菜がスーパーレシーブ、さらにコートに立つ唯一の3年生・湊有優も意地を見せます。
しかし最後は粘る高田を振り切った盛岡誠桜(25対14)、今大会全てストレート勝ちを収める強さを見せ、5年連続30回目の春高全国大会出場を決めました。
盛岡誠桜(3年) 阿部結夏羽主将
「最初バタバタしていた場面が多かったけれど、3年生全員で立て直すことができて、しっかりセットを取ることができて良かった。もっとレベルアップしてインターハイより勝てるように頑張る」