入院患者への暴行事件が発覚した「旧滝山病院」で、不適切な治療が原因で高齢男性3人が死亡したとして、遺族らが損害賠償を求めて提訴しました。
訴状によりますと、東京・八王子市の精神科病院「旧滝山病院」に入院していた60~70代の男性3人は、2018年から2023年、適切なケアをされずに重度の床擦れを起こしたり、誤った診断で投薬をされたりした末に死亡したということです。
遺族らは31日、病院側に対し、あわせて8800万円の賠償を求め提訴しました。
遺族:
治療されずに殺されてしまったのではないかと。そこが一番強く思います。
旧滝山病院では2023年、看護師らによる患者への暴行事件が発覚しています。
 
       
       
         
         
        