「夜間中学」のあり方を検討してきた委員会が報告書の最終案をまとめ、11月1週目に、県教育長に提出する。
夜間中学は、国が各都道府県に最低1校の設置を求めている学校施設で、多様な学びを保障する場とされている。
<夜間中学の利用者の例>
●義務教育を修了しないまま大人になった人
●不登校などで教育を受けないまま中学校を卒業した人
●義務教育を修了していない外国籍の人
31日の検討委員会では、報告書の最終案について議論された。
その中で、試験的に「夜間中学」1校を県が設置することを求めること。
その後ニーズが高まった場合、市町村にノウハウを提供して設置の検討を進めることなどを確認した。
(県夜間中学在り方検討委員会・澁江学美委員長)
「さまざまな意見をもらった。利用者や学びたい人を真ん中に置いた議論ができたのはありがたかった。そのような報告書になっていると思う」
検討委員会は31日にとりまとめた報告書を、来週、県教育長に提出する。
 
       
         
         
        