10月31日、11年ぶりとなる金曜日のハロウィーン。
仮装でくり出す人が各地でにぎわっています。
おうちでゆっくり楽しまれる方も、外に出かける方もいるかもしれませんが、そんな中、31日は激しい雨も予想されています。
渋谷では厳戒態勢が敷かれているようです。
11月1日からの3連休を迎える中、秋を彩るマリーゴールドが見ごろを迎える千葉・袖ケ浦市にある東京ドイツ村では午後3時半ごろ、ぽつぽつと小雨が降りだしました。
傘をさしてコキアを眺めていた観光客の足元をよく見てみると、レインブーツを履いていました。
大阪からの観光客は「(天気は)最悪だと思うが、そのせいで人がいないと思うので、写真撮るにはいい」「晴れていたらもっときれいとは思うが、雨がギリギリ耐えているから人がいなくて静かでいい」と話していました。
あいにくの天気とあって、遊園地にある観覧車には誰も人が乗っていません。
ぐずついた天気の中で聞こえてきたのは、子供たちの歓声です。
10月31日はハロウィーン。
金曜日のハロウィーンは、実に11年ぶりです。
魔法使いの帽子をかぶって仮装した犬や、黒猫に仮装した犬も。
雨を忘れて、すっかり撮影に夢中になっていました。
多くの人でごった返していた横浜中華街では、毎年恒例のハロウィーンイベントが開催。
子供が人気アニメの麦わら帽をかぶり、ポーズを決めていました。
しかし、突然雨が降り出すと、通りからはすっかり人通りが減りました。
列島に接近中の爆弾低気圧の影響で、ハロウィーンの夜は大荒れに。
ハロウィーンの聖地、東京・渋谷では午後4時過ぎ、駅周辺は厳戒態勢が敷かれ、物々しい雰囲気に包まれていました。
渋谷の宮益坂から渋谷駅までは、車両が通行止めとなっています。
激しい雷雨となる予想がされる東京。
渋谷では夕方から雨が降り出してきました。
大荒れの金曜ハロウィーン、夜に向けて徐々に人が集まってきていて、「学生最後なので、最後に仮装してみたいと思って。いろんな人と写真撮ったり交流したい」「せっかくハロウィーンだから派手な格好で臨もうと。コスプレしている人が多いと楽しい」「いやもうファミチキ(の仮装)ですね。ファミチキ着てパーティーしようと思ったんですけど、みんなにすっぽかされて、独りぼっちで今さまよってます」などと話していました。
一方、新宿・歌舞伎町では午後4時、雨が降り出すと、仮装している人の姿は街からは少なくなりました。
東京・新宿区は迷惑行為や混雑などへの対策のため、歌舞伎町の広場が封鎖。
午後5時から11月1日早朝5時にかけて、路上での飲酒が禁止となりました。
このあと夜にかけ、ハロウィーン本番は警報級の大雨に注意が必要です。
急速に発達する、いわゆる「爆弾低気圧」の影響で、3連休が始まる11月1日は、北日本では台風並みの暴風や大雨の恐れがあり、厳重な警戒が必要です。
 
       
       
         
         
        