明治安田J2リーグでJ1昇格を争う愛媛県のFC今治は、10月末時点の順位が10位で、プレーオフ圏内6位のRB大宮アルディージャとの勝ち点差は8です。残りが4試合になり、11月2日のホーム戦から昇格に望みをつなげます。
FC今治は前節の10月25日、当時の首位のV・ファーレン長崎と対戦し、終盤に追いついてJ1の昇格戦線に食らいつきました。自動昇格の2位以内は消滅したものの、J1昇格PO圏内6位との勝ち点差が8。残り4試合に全て勝てば最大12の勝ち点を積み上げられるため、逆転プレーオフ入りも可能な位置に付けています。
FC今治の選手たちは28日も正念場に向けて練習で汗を流し、闘志を燃やしました。アシックス里山スタジアムでは11月2日、PO圏内4位のベガルタ仙台と対戦。前回は0-0の引き分けに終わっています。
マルクス ヴィニシウス選手:
「仙台は本当に堅い守備でコンパクトにやってくるチーム。前回対戦は早い時間からマークされたけど、今回はそのマークを外して相手のディフェンスをしっかり突破できれば大丈夫だと思う」
絶対的エースで主将のマルクス ヴィニシウス選手はリーグ2位タイの13得点をあげ、これまでの今治の躍進を支えてきました。
マルクス・ヴィニシウス選手:
「J2一年目にしたら自分たちは良くやれていると思う。まだチャンスが残っているので、そのチャンスがなくなるまで自分たちは戦い続けて信じてやっていく」
地元・今治出身の近藤高虎選手もチームの躍進を支える1人。サイドから攻撃を組み立てます。
近藤 高虎選手:
「ここでJ1に行ったら今治の街がサッカーで盛り上がると思う。自分たちでJ1に行けるか行けないかが懸かっているので、あきらめずに全力で戦いたい」
近藤選手は6月に右ヒザのケガで約2カ月離脱。悔しい気持ちを味わったものの、自分を見つめ直すきっかけになったようです。
近藤 高虎選手:
「ケガをして上から見るだったり、広く見ることが多くなって、練習からピッチ内でほかの選手に共有してやっていけたら良い」
11月2日のホーム戦は、今治が引き分けか負けると、ほかのチームの結果次第でJ1昇格がなくなってしまい、勝利が重要となる大事な一戦です。
ホームのサポーターの声援を力に変えJリーグ史上初の2年連続昇格へ。J1を目指してラストスパートをかけます。
倉石 圭二監督:
「全勝しないといけないかなと思っています。ポイント差でも。残り4試合も大事ですけどホーム仙台戦。みなさんの力を借りて一戦必勝で戦うことが大事と思っています」
マルクス ヴィニシウス選手:
「自分たちはホームでしっかりと勝たない。ファン・サポーターの力を借りて、複数得点でしっかり勝ち切ります」
FC今治のホーム戦は11月2日午後2時にキックオフします。
またJ3降格が決まった愛媛FCはアウェーで2日、19位のカターレ富山と対戦します。ホーム戦は残り2試合で、11月8日には人気グループの「氣志團」がスペシャルライブを開催します。
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