フランス・パリのルーブル美術館の強盗事件で、実行犯1人を含む5人の身柄が新たに拘束されました。
ルーブル美術館で10月19日におきた強盗事件をめぐっては、これまでに4人の実行犯のうち2人の身柄が拘束され、組織的窃盗の罪などで起訴されました。
2人はアルジェリア国籍の男(34)とパリ郊外出身の男(39)で、犯行の関与を一部認めています。
また捜査当局は、29日に新たに5人の容疑者の身柄を拘束していて、このうち1人は現場に残されたDNA鑑定の結果などから逃走を続けていた実行犯とみられます。
総額約155億円とされる盗まれた宝飾品はまだ見つかっておらず、当局は100人規模の態勢で残る1人の実行犯の行方など、捜査を続けています。