東京・伊豆大島で交際していた女性の遺体を遺棄した罪などに問われている男に懲役2年6カ月の実刑判決が言い渡されました。
柳瀬宗達被告(46)は2024年、交際していた高瀬静香さんの遺体を損壊し伊豆大島の海岸に遺棄した罪に問われていて、これまでの裁判で「してはいけないことと思いながら遺体を焼いていた」などと述べています。
東京地裁は30日の判決で「自己保身の動機で、死亡事実の発覚を防ぐために犯行に及んだ」などと指摘しました。
その上で「犯行態様は残忍で死者の尊厳を踏みにじるもの」として、検察側の懲役3年の求刑に対し懲役2年6カ月を言い渡しました。