共犯者と共謀して愛知県に住む80代男性から現金400万円をだまし取ったとして、暴力団組員の男らが逮捕されました。
逮捕されたのは自称唐津市和多田に住む指定暴力団道仁会系組員の28歳の男と、自称宮城県仙台市に住む31歳の男です。
男らは去年7月、共犯者と共謀して愛知県に住む80代男性に対し、警察官などになりすまし「あなたの銀行口座が麻薬の売買の入金口座にされている」「400万円の定期を解約し普通口座に入れなさい」などと電話でうそを言いました。
やり取りの中で男らは、口座開設に必要な情報を男性から聞き出し、男性名義の口座を開設。その口座に400万円を送金させだまし取ったということです。
警察は、捜査上の理由から2人の認否について明らかにしていませんが、28歳の男が実行犯の勧誘や実行犯へ指示をする役割、31歳の男が被害者に電話をかける「かけ子」役とみて調べを進めています。