中国の習近平国家主席は訪問先の韓国でアメリカのトランプ大統領と会談し「互いに報復する悪循環に陥ってはならない」と強調しました。

習主席とトランプ大統領の会談は30日韓国の釜山で約1時間40分にわたって行われました。

国営新華社通信によりますと、会談の中で習主席は「世界トップ2の経済体として、時折摩擦が生じることもごく自然なこと」と指摘しました。

その上で習主席は「協力がもたらす長期的利益を重視すべき」と述べ「互いに報復する悪循環に陥ってはならない」と強調しました。

また習主席は現在置かれている中国の経済について「我々はあらゆるリスクや挑戦に対処する自信と能力を持っている」と主張しました。

中国としてアメリカの関税などの圧力に耐えられると自信を示したかたちです。

両首脳は定期的な交流を維持することで合意し、トランプ氏は、2026年早々の訪中を希望しているとしています。

また、トランプ氏が習主席をアメリカに招待したということです。

フジテレビ
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国際取材部
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