10月30日朝の福岡県内の最低気温は宗像市で6.5℃を観測するなど、今シーズン一番の冷え込みとなり、11月下旬並みの寒さとなりました。

30日朝の福岡県内は放射冷却の影響で気温が下がり、厚手の上着や手袋などを身につける人の姿が多く見られました。

最低気温は宗像市で6.5℃、糸島市で7.2℃と11月下旬並みの寒さとなり、今シーズン一番の冷え込みとなりました。

また翌週にかけても最低気温が10℃を下回るところがあるなど、厳しい寒さが予想されています。

寒くなり、ストーブなどを使う機会が増えるこの時期に注意したいのが「暖房器具による事故」です。

「NITE」製品評価技術基盤機構が公開した実験映像では、灯油が入ったタンクのふたの締め付けが弱く灯油が漏れてストーブが炎上する様子が確認できます。

NITEによりますと、暖房器具が原因となった火事のうち半数近くが石油ストーブによる火事だったということです。

給油口は閉まると「カチッ」と音がする仕組みになっているため、使用前には必ず確認が必要です。

さらに石油ストーブに灯油ではなくガソリンを入れてしまうと…

爆発を起こして炎が一気に広がりました。

灯油とガソリンはそれぞれ別の容器に入れて別の場所に保管し、見分けがつかない場合は指先に燃料をつけ息を吹きかけることで確認することができるということです。

このほかにも、近くに干していた洗濯物がストーブに触れて引火する事故も確認されています。

これからますます寒さが増すこの季節。

暖房器具を安全に正しく使うことで寒さを乗り切りたいものです。

テレビ西日本
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