岡山市北区の山陽自動車道・吉備SA(下り線)で、県産食材・特産品を使用し地元の高校生が考案したソフトクリームが販売されることになりました。

11月1日から販売が始まるのは、県立岡山南高校(岡山市北区)の生徒が考案した「晴れの国ソフト」と「きびだんご黒蜜ソフト」の2種類です。

この取り組みは、吉備SAを運営する岡山ルートサービス(岡山市)と西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社中国支社(広島市)が生徒の職場体験の受け入れなどを通じて岡山南高校と連携し、企画したものです。

地域の高校生とともに岡山の特産品をPRしようという企画で、過去には「焼肉の椛たれ」や、生徒考案のオリジナルメニュー「もんげ~とろナス丼」などが販売され、好評だったということです。

今回は企画の第3弾として、高速道路で人気の高い「ソフトクリーム」をテーマに、同校の生徒が37のレシピを提案。その中から選ばれた2品が商品化されました。

「晴れの国ソフト」(税込み780円)は県産のマスカット・白桃などのフルーツを使用。「きびだんご黒蜜ソフト」(税込み750円)は、きびだんごをトッピングし、黒蜜、きな粉で“和のスイーツ”を表現。きな粉の香ばしさがソフトクリームの味を引き立てています。

「晴れの国ソフト」を考案した3年生の生徒は「岡山らしさを表現した。フルーツは季節ごとに変わっていくので、何度もお店にいきたくなる」と、商品へのこだわりを話していました。

「晴れの国ソフト」「きびだんご黒蜜ソフト」は吉備SA(下り線)にある「桃太郎マルシェ」で11月1日午前10時から販売を開始します。なお、「晴れの国ソフト」は使用するフルーツがなくなり次第、販売終了となります。

11月24日(月・祝)には同校生徒によるPRイベントも開催します。生徒たちが開発商品の魅力を紹介するほか、Instagram(インスタグラム)のPR動画を視聴し、ソフトクリームを購入した人には生徒が考案した「岡山弁缶バッジ(数量限定)」がプレゼントされます。

岡山放送
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