埼玉県三郷市で小学生4人を車ではねてけがをさせたひき逃げの罪などに問われている中国籍の男が初公判で起訴内容を認めました。
中国籍の鄧洪鵬容疑者(43)は2025年5月、三郷市で酒を飲んだ状態で車を運転し、小学生の男子児童4人をはねてけがをさせ、飲酒の発覚を免れるために逃走した罪などに問われています。
きょうの初公判で鄧被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「被告は事故前に友人と中華料理店で生ビール5杯を飲んでいた」と指摘しました。
また、事故後の車のドライブレコーダーには同乗者が制止したにもかかわらず鄧被告が「行こう行こう」と言い、逃走した様子や「日本語が分からないと言えばよい」「まずは車を隠す」と話す様子が残っていたと明らかにしました。