日に日に寒さが増し、食卓で鍋を囲む機会が増えてくる季節ですが、その鍋料理に欠かせない長ネギの出荷が新潟県長岡市で最盛期を迎えています。猛暑を乗り越えた今年の『やわ肌ネギ』。おすすめの選び方を聞きました。

秋が深まる中、出荷の最盛期を迎えているのが長岡産の長ネギ『やわ肌ネギ』です。

長岡市のJAえちご中越の倉庫には、10月29日も朝から生産者が大切に育てた長ネギが運び込まれ、根っこや葉っぱを切り落としたあと、等級ごとに一本一本手作業で選別されました。

【長ネギ生産部会 小野塚重行さん】
「例年、異常気象が続く中、(今年は)特に暑い1年だったが、暑い夏を越したネギがやっと収穫の時期を迎えて、このような形で製品になっていくのはうれしい」

暑さに弱く、高温が続くと成長しないという長ネギ。

今年も夏の猛暑により生育が心配されましたが、秋以降は気温が下がり、例年通りの出来になったということです。

【長ネギ生産部会 小野塚重行さん】
「寒くなった時期のネギはおいしいと思う」

日に日に寒さが増し、温まりたいこの時期、鍋に重宝する人も多いと思いますが、そんなネギを選ぶ際のポイントがあるといいます。

【桶屋美圭アナウンサー】
「ネギを選ぶ際は、持ったときにずっしりと重いもの、中身が詰まっているものが良いといいます」

やわらかく、食感が良いのが特長のやわ肌ネギ。

【長ネギ生産部会 小野塚重行さん】
「実は今出荷しているネギは2~3月に種をまいて、4月に植えて、やっと今収穫になる。1年間育ったネギのおいしさを味わっていただきたい」

JAえちご中越のやわ肌ネギの出荷は11月末まで続き、合わせて84トンの出荷を見込んでいます。

NST新潟総合テレビ
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