今年3月に営業を終えた新潟市の地下商店街「西堀ローサ」の再活用に向け、市は専門家による会議を立ち上げ、どのような活用方法が効果的なのか意見を求める考えを明らかにしました。

「西堀ローサ」について、新潟市は現在、再活用を前提とした実現可能性調査を行っています。

調査では様々なパターンで改修費用を試算していて、仮に全面改修した場合は約100億円の費用がかかるとみられています。

中原八一市長は30日の会見で、来年度の早い段階で専門家会議を立ち上げ、西堀ローサをどう活用するのが効果的なのか、経費や街づくりの観点から議論を求めることを明らかにしました。

【新潟市 中原八一市長】
「本市として老朽化した地下施設を再活用するための修繕費用としては莫大な金額であり、さらに客観的な検証が必要であると認識している」

専門家は今年度中に選定することを目指し、議論は約1年をかけ行う見込みとしています。

NST新潟総合テレビ
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