新潟県新発田市で、児童に向け、地域を流れる加治川周辺の歴史などを伝える出前授業が開かれました。

かつて6000本あまりの桜が咲き桜の名所としてにぎわった加治川エリア。

1960年代の度重なる水害の後、河川改修工事によって桜を伐採しましたが、現在は復元が進み、約2100本が咲き誇ります。

出前授業を行った『加治川を愛する会』は、かつての地域の姿を取り戻すため保全活動などにあたっていて、子どもたちにその思いを引き継いでほしいと伝えました。

【児童】
「町の宝物を守り続けることをやれればいい」

【児童】
「たくさんの人に加治川が愛されるようになったらうれしい」

【加治川を愛する会鬼嶋正之さん】
「この河川敷を有効活用し、みんなも元気で生活できるものに育てていってほしいと思っている」

出前授業は子どもたちにとって郷土愛を育む貴重な機会となったようです。

NST新潟総合テレビ
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