福島県南会津町で起きた強盗致傷事件で、ベトナム国籍の被告2人に懲役13年の判決が言い渡された。

判決によると、ベトナム国籍のホアン被告とマイ被告は、2024年5月、南会津町の住宅に押し入り60代の女性を縛りケガをさせた上、現金約2万円とネックレスを奪うなど、長野・群馬・栃木でも同様の事件を繰り返した。

10月29日開かれた公判では、判決の言い渡しの前にホアン被告が不適切な発言をしたとして退廷を命じられた。
判決の中で福島地方裁判所の島田環裁判長は、「地域社会に大きな不安を与える悪質な犯行」と指摘。その上で「一連の実行役を分担して、報酬を折半し責任の程度は同等」として、ホアン被告とマイ被告にそれぞれ懲役13年の実刑判決を言い渡した。

福島テレビ
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