寒さが増す中、インフルエンザの感染が拡大しています。

大分県内の感染者数はおよそ1か月前の4倍に増加していて、県が注意を呼び掛けています。

県によりますと県内58の定点医療機関で10月26日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は352人でした。

1医療機関あたりでは6.07人で前の週に比べて2.62人増加。

およそ1か月前の感染状況と比べて、4倍に急増しています。

保健所別では、大分市が12.47人で注意報レベルの10人を上回り、次いで東部が6.25人、南部が3.80人などとなっています。

県教委によりますと29日は県内の公立学校であわせて10校が学年閉鎖や学級閉鎖の措置を取ったということです。

県は「急激な冷え込みや空気の乾燥によってインフルエンザの感染が拡大しやすい季節となっている。早めのワクチン接種や基本的な感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けています。

テレビ大分
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