大分県教育委員会は2024年度、県内の学校でのいじめの認知件数が1000件以上減少したと発表しました。

この調査は文部科学省が全国で毎年行っているもので、2024年度、県内の学校でのいじめの認知件数は前年度に比べて1065件減少し、7771件でした。

その内訳は小学校で1299件減少した一方、中学校や高校、特別支援学校ではいずれも増加しています。

児童や生徒1000人当たりの認知件数は67.8件と前年度より8.2件減少し、都道府県別で13番目の多さでした。

県教委は小学校での急激な減少について「教科担任制の導入が進み複数の教師が子供と関わることでいじめに発展する一歩手前で防げている結果ではないか。引き続きいじめ見逃しゼロに取り組みたい」と話しています。

また、不登校の児童、生徒数はあわせて3765人で前年度より94人減少しています。

中学校では9年ぶりの減少となりました。

テレビ大分
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