自動販売機を破壊し現金を盗もうとした疑いで29日、福岡県桂川町の無職の男が逮捕されました。
窃盗未遂の疑いで逮捕されたのは桂川町の自称アルバイト、神崎洋輔容疑者(24)です。
飯塚警察署によりますと神崎容疑者は29日午前1時45分ごろ、桂川町吉隈の自動販売機を破壊して現金を盗もうとした疑いです。
警戒に当たっていた警察官が火花のようなものが上がっているのに気づき現場にかけつけると、男が工具類を置いたまま車で逃走しましたが、車の名義などから神崎容疑者を特定し逮捕しました。
調べに対し神崎容疑者は「工具で破壊して中の現金を盗もうとした」と容疑を認め、「ほかにもやっている」という趣旨の話をしているということです。
桂川町や隣接する飯塚市では自販機をねらった同様の被害が今月初旬から7件相次いでいます。
このうち飯塚市では会社駐車場の一角に置かれていた自販機が狙われ、防犯カメラが犯行の一部始終をとらえていました。
事件があったのは27日午前2時前。
敷地内に侵入した黒っぽい服装の人物がカバンから何かを取り出し、自動販売機に当てると、次の瞬間、火花が散ります。
そして30分ほどで立ち去りました。
警察はこれらの事件についても関連を調べることにしています。