サッカーJ2ブラウブリッツ秋田の本拠地となる新たなスタジアムについて、秋田市は5000人規模の場合、概算工事費を123億円と試算していることが分かりました。
秋田市は、ブラウブリッツ秋田のライセンス交付に影響が出ない範囲で「ASPスタジアムの改修」と「八橋運動公園での新設」について、整備手法や費用などをコンサルタントに委託し検討しています。
検討の中間報告では、新設で5000人規模の場合123億円、7000~8000人規模で172億円、1万人規模で178億円と試算していることが新たに分かりました。
また、ASPスタジアムを改修して地下に埋設されている下水管を残した場合は、最大で9203席まで増やすことが可能としていますが、概算工事費は示していません。
ASPスタジアムを巡っては、周辺の地下の下水管が収容人数を増やす支障となる可能性もありますが、下水管を移設する場合はJリーグから求められている整備スケジュールの前倒しが難しくなるなどの理由で、秋田市は移設はしない方針です。
市は、今後コンサルタントから示される改修する場合の概算工事費を踏まえ、2025年以内にスタジアム整備の方針を示したい考えです。