秋田県仙北市を拠点に活動する劇団わらび座が、秋田で発見された日本最古の人魚の絵を題材にした新作ミュージカルを制作することになり、9月24日に概要が発表されました。

仙北市の劇団わらび座が新たに制作するのは、ミュージカル「新解釈・人魚姫伝説」です。

2023年に「新解釈・三湖伝説」が上演され、今回が新解釈シリーズ第2弾です。

題材は、日本最古の人魚の絵で、1999年に井川町で出土した木簡に描かれていました。

ミュージカルを紹介するイラストは、由利本荘市出身のイラストレーター・遠田志帆さんが手がけ、主人公の人魚姫・ほのかをイメージしています。

ほのかと王子・清治の出会いから始まり、家族で楽しめる作品です。

劇団わらび座・栗城宏さん:
「まるでロミオとジュリエットのように運命の歯車がどんどん狂っていく。『どうなるのだろう』と本気で主人公を応援することで、人間の運命を占うような、地球の未来を託していくような、そんな舞台にしたい」

劇団わらび座・久保田美宥さん:
「人魚姫は伝説などで歌声が魅力的と言われている。人の心を動かす歌を届けられるように頑張りたい」

ミュージカル「新解釈・人魚姫伝説」は、12月6日から仙北市のわらび劇場で上演されます。

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。