データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

プレスリリース配信元:株式会社NEXER

株式会社NEXER・外国人労働者に関する調査

株式会社NEXERは、建設・不動産専門の転職エージェント「株式会社RSG」と共同で「外国人労働者」に関するアンケートを実施したので、その結果を紹介します。



■外国人労働者増加に問題を感じたことはありますか?
近年、日本では人手不足の深刻化を背景に、外国人労働者の受け入れが急速に進んでいます。
一方で、文化や言葉の違いから生じるすれ違いや、地域社会との関わり方に戸惑う声も少なくありません。

そこで今回は「株式会社RSG」と共同で、全国の男女1000名を対象に「外国人労働者」についてのアンケートを実施しました。


※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社RSGによる調査」である旨の記載
・株式会社RSG(https://rsg-c.jp/)へのリンク設置
・RSG転職ナビ(https://rsg-tenshokunavi.jp/)へのリンク設置


「外国人労働者に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年10月10日 ~ 10月20日

調査対象者:全国の男女
有効回答:1000サンプル
質問内容:

質問1:職場や生活圏に、外国人労働者はどのくらいいますか?
質問2:外国人労働者と接する機会はありますか?
質問3:外国人労働者と接する際、どのように接していますか?
質問4:移民などで外国人が増えることについて、自分の考えに近いものを選んでください。
質問5:そう思う理由を教えてください。
質問6:メディアで報じられる外国人労働者に関する問題(治安、マナー、労働環境など)は、実際に身近で感じたことはありますか?
質問7:どのような問題を感じたことがあるか教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■61.4%が、生活圏に外国人労働者が「いる」と回答
まずは、職場や生活圏に外国人労働者がいるか聞いてみました。





「少しだけいる」が54.7%ともっとも多く、「半数近くいる」が4%「多くが外国人労働者」が2.7%という結果になりました。
外国人労働者はすでに多くの人の生活圏に存在しており、共生が身近なテーマになっていることがわかります。
一方で、約4割は「まったくいない」と回答しており、地域や業種によって関わり方には差があるようです。

■26.1%が、外国人労働者と接する機会が「ある」
続いて、外国人労働者と接する機会があるか聞いてみました。





「よくある」と答えた方は5.9%と少ないものの「時々ある」という回答は20.2%となりました。
全体の約4分の1が外国人労働者と何らかの形で接しており、職場や地域での交流が進みつつある様子がうかがえます。
とはいえ、接する機会がない方が多く、まだ日常的な交流までは至っていない段階といえるでしょう。

あわせて、外国人労働者との接し方について調査してみました。





「日本人の同僚と全く同じように接している」と答えた方が48.7%でもっとも多い結果となりました。
次いで「単語や簡単な言い回しで伝える」29.9%や「ゆっくり・はっきり話す」25.7%が目立っています。

多くの人が特別視せず、自然な関係づくりを意識している傾向にあるようです。
一方で、言葉の壁を意識して話し方を工夫するケースも見られ、違いの理解を深めようとする姿勢がうかがえます。


■27.4%が「治安の悪化やトラブルが心配」
続いて、外国人が増えることに対する考えを聞いてみました。





27.4%の方が「治安の悪化やトラブルが心配」と回答しました。
また「文化が多様になるのは良いが、トラブルも増えると思う」と答えた人も20.8%にのぼっています。

それぞれの理由を一部紹介します。

「治安の悪化やトラブルが心配」と答えた理由
・犯罪など問題が多発しているので。(20代・女性)
・日本のマナーやモラルに適してない。(30代・女性)
・移民で、治安悪化のニュースを聞いたから。(30代・男性)
・言葉が通じない場合があるから。(40代・男性)
・よく犯罪を犯したニュースを見るから。(50代・男性)


「文化が多様になるのは良いが、トラブルも増えると思う」と答えた理由
・いろいろな国の人が住んでるから。(20代・男性)
・日本と文化が違いすぎて常識やマナー、接客が雑なところがある。(20代・女性)
・文化の違いや、日本のルールを説明しきれない。(20代・女性)
・外国人に対しての知識があまりないから。(30代・男性)
・文化が異なるのは仕方ないから。(40代・女性)


文化の多様化を肯定しながらも「マナーの違い」「言葉の壁」「報道で見る犯罪」など、生活感覚としての不安が根強く残っている様子が伝わる結果となりました。

多様性への理解は広がりつつあるものの、安心して共に暮らすための仕組みや情報共有が、まだ十分に整っていない現状がうかがえます。

一方で「労働力不足を補えるので、働き手が増えるのは良いと思う」と肯定的な意見も17.5%見られました。その理由も見ていきましょう。

「働き手が増えるのは良いと思う」と答えた理由
・日本人の労働人口が減っているので。(20代・男性)
・差別を無くすべきだと思うので、よいと思います。(20代・女性)
・一緒に働けるのは楽しそう。(30代・女性)
・真面目な方が多い。(30代・男性)
・日本人が働かない分野で活躍している。(40代・男性)


前向きな声からは「共に働く仲間」として受け入れる意識の広がりが感じられます。
少子高齢化による人手不足が深刻化するなかで、多様な人材の参入を肯定的にとらえる方も多いようです。

一方で、この肯定的な姿勢を持続させるには、職場での言語や文化の壁を超えるサポート体制が欠かせません。
共生社会の土台をどう整えるかが、今後の課題といえるでしょう。

■33.6%が、実際に問題を感じたことが「ある」
最後に、メディアで報じられる外国人労働者に関する問題を身近に感じたことがあるか聞いてみました。





「ややある」と答えた方が24.5%「とてもある」が9.1%という結果となりました。
それぞれの理由を一部紹介します。

「とてもある」と答えた理由
・宿泊施設での文化の違い。(40代・女性)
・列の横入りやごみのポイ捨てを見たことがある。(40代・女性)
・近所で外国人による窃盗犯罪があった。(50代・男性)
・電車のマナーや道を歩く際の邪魔など。(60代・男性)


「ややある」と答えた理由
・駅構内で地べたに座ったりマナーがなってないと感じる。(30代・女性)
・集団で騒いでいたりするから。(30代・男性)
・ゴミをちゃんと分別しないことが多い。(30代・男性)
・意思疎通が難しい。(40代・女性)


約3人に1人が、実際に外国人労働者に関する問題を「身近で感じたことがある」と回答しており、報道だけでなく日常生活の中でも摩擦を意識している人が一定数いることがわかります。

理由としては、マナーや文化の違い、言葉の通じにくさなど、生活の場で生じる小さなすれ違いが多い印象です。
大きな対立というより、理解やルール共有の不足が原因となっているケースが目立ちます。


■まとめ
今回は、外国人労働者の増加に対する意識や、共生に向けた課題について調査しました。

多くの方が職場や生活圏に外国人労働者がいる中で、治安やマナーの違いに不安を感じる声も少なくありませんでした。
また「働き手が増えるのは良いこと」と肯定的にとらえる意見も見られ、社会全体として共生への意識がゆるやかに広がっている現状がうかがえます。

共生社会のあり方を考えることは、これからの「働き方」を見つめ直すきっかけになります。
多様な人が安心して力を発揮できる職場環境を考えたい方は、新しい働き方のヒントを探してみてはいかがでしょうか。



<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社RSGによる調査」である旨の記載
・株式会社RSG(https://rsg-c.jp/)へのリンク設置
・RSG転職ナビ(https://rsg-tenshokunavi.jp/)へのリンク設置


【株式会社RSGについて】
本社:〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-6-13 山京中央ビル3F
代表取締役:成田 耕一郎
Tel:03-5212-7230
URL:https://rsg-c.jp/
事業内容:人材紹介、採用広告コンサルティング、採用情報ツール制作、人材育成支援


【株式会社NEXERについて】
本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

PR TIMES
PR TIMES