大分県宇佐市に住む30代の男性が約23万円をだまし取られる架空料金請求詐欺の被害にあっていたことがわかりました。

警察によりますと10月22日、男性がSNSで副業を探していたところ、高収入をうたう広告を見つけ、その広告にアクセスするとLINEのトークに誘導され、説明を受けました。

その後、別のアプリに誘導され、「副業の担当者」を名乗る人物とやり取りし、紹介された「SNS上の動画のスクリーンショットを送る」という副業を行ったところ、男性の口座に報酬が振り込まれました。

その後も「副業の担当者」から、現金を指定した口座に振り込めば、振り込んだ額以上の報酬が得られるという別の副業を紹介され、その指示に従ったところ、実際に振り込んだ額以上の報酬が得られたということです。

その後も男性はさらに現金を振り込みましたが、「副業の担当者」から「操作に不手際があり、システムに損失が出た。損失額として、お金を払うように。振り込んでもらえれば、お金は必ず返ってくる」などと言われ、さらに現金を振り込んだということです。こうした手口により、男性は合計約23万円をだまし取られました。

警察は「手軽に稼げる副業は、詐欺の可能性がある。多額のお金を失う前にやり取りを中断し、家族や警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。

テレビ大分
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