北海道の白老町で10月28日、中学校教師の男が他人の住宅に侵入しようとした容疑で逮捕されました。
住居侵入未遂の疑いで逮捕されたのは、白老町立の中学校に勤め、苫小牧市に住む教師の男(29)です。
男は10月7日午前1時~10分ごろにかけて、胆振地方に住む40代の男性が住む住宅に正当な理由なく、侵入しようとした疑いがもたれています。
約9時間後、男性から「防犯カメラに家に入ろうとした人が映っている」と警察に通報がありました。警察が防犯カメラなどの捜査を進め、容疑者を特定し、28日に男を逮捕しました。
男は当時、カギがかかっていた玄関ドアから侵入しようとしていたということです。
警察によりますと、男は、男性宅の居住者いずれかと面識があるとみられています。
調べに男は「なんでこんなことになったのかわからない」と容疑を否認していて、警察は当時の状況を詳しく調べています。
白老町教育委員会などによりますと、男の担当教科は英語で、2年生のクラス担任を受け持っていました。
町教委は「保護者や生徒への説明も含め対応を検討している」とコメントしています。