携帯大手のKDDIは、大阪・堺市にあるシャープの大型液晶パネルの工場跡地で整備を進めているAI=人工知能向けのデータセンターを、来年1月から稼働すると明らかにしました。
KDDIは、堺市にある去年稼働を停止したシャープのテレビ向け大型液晶パネルの工場跡地をことし4月に取得し、アジア最大の「AIデータセンター」の構築を進めています。
発表によると、来年1月に稼働を始めるデータセンターには、米「エヌビディア」社の高性能の半導体=GPUを導入し、安定的に稼働させるために電力供給や冷却を行うとしています。
また、データセンターではグーグルの生成AI「Gemini」を活用した企業向けのサービスも始めるとしています。
この工場跡地では、ソフトバンクも大規模なAIデータセンターの整備を進めています。