安倍晋三元総理大臣を銃撃し、殺害した罪に問われている山上徹也被告の初公判。
公判を傍聴している岩橋裕介記者が見た法廷での山上被告の様子とは。

■事件発生当初よりもふっくらとした印象で、姿が大きく変わっていた
岩橋裕介記者:私は裁判の冒頭から傍聴していましたが、山上被告がどのような様子だったのか、お伝えしてきたいと思います。
山上被告は、法廷に入ってきたときは、疲れた様子でした。
服装は、黒の上着にグレーのズボン。
髪はかなり伸びて、白髪混じり、後ろ髪を束ねている状態でした。
事件発生当初よりもふっくらとした印象で、姿が大きく変わっていたため、傍聴に来た人々は食い入るように見つめていました。
山上被告は、裁判長から名前を聞かれると、我々記者には聞き取れない程の小さい声で「山上徹也です」と名乗りました。
起訴状が読み上げられると、山上被告は、小さな声で「全て事実です。私がしたことに間違いありません」と話しました。
(関西テレビ「newsランナー」2025年10月28日放送)

