大阪・関西万博の会場内などで運行していた自動運転バスについて、11月から大阪府が南河内地域でも実証実験を行う予定でしたが、安全性の観点から、実験が延期されることが決まりました。

大阪府と大阪メトロの協議会では、バスの製造元の会社で、車両が走行中に停止するなどの不具合が確認されて、10月、国土交通省が立ち入り検査を行ったことが報告され、実証実験のスケジュールの見直しが決まりました。

【大阪府 吉村洋文知事】「国交省からの立入調査が入ったということですから、まずは安全性を確認。それを最優先にしたうえで、来年春から、万博のレガシーも受け継いだ上での実証実験を進めていきたい」

大阪府などは、再度スケジュールの調整を進め、来年4月には人を乗せた実証実験を始めたいとしています。

関西テレビ
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