県の総合教育会議が開かれ、第1期の県立高校再編の時期が当初の計画から1年後ろ倒しとなり、2029年度となることが決まりました。

県は県立高校の再編について、現在34校ある全日制の学校を2038年度ごろに20校程度とする考えで、当初今月中に再編の実施方針を策定する計画でした。

しかし、大規模校の整備方法や職業系専門学科の方向性の議論の進捗などを踏まえ、実施方針のとりまとめを「来年1月頃まで」に見直す案が示され、28日の会合で承認されました。

これに伴い、全日制の学校を30校程度とする第1期の再編時期は1年後ろ倒しとなり、現在の小学6年生が高校に入学する2029年度を目指すことになりました。

県は来年度前半を目途に、具体的な対象校を示す第1期の「設置方針」を公表したいとしています。

富山テレビ
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